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シンボルツリー

庭付き一戸建てである以上、避けて通れないのがシンボルツリーの存在だ。


ウチの団地じゃモミジを選ぶお宅が多いんだが、オレはスモモ、いわゆる果樹を選んだ。



「季節の花 300」 http://www.hana300.com

理由ひとつ。
ウマいからだ。

ここ福島県は、おとなり山形県と並んで日本有数の果物生産地だ。

ある程度の寒冷地なので病害虫が少なく、それでいて寒すぎないので育成も良い。


ようするに植えとけば大体の果樹はおいしく育つってわけだ。


スモモもモモもモモのうち。とかいうけれどありゃデマカセのようだ。

スモモは桃より梅に近い植物らしく、春は梅に似たきれいな花を咲かせるし、病害虫も梅程度。
そのくせ果実は甘酸っぱくてジューシー。


「季節の花 300」 http://www.hana300.com

シンボルツリーとして文句のつけようがないわい。





植える品種だが、オレがいままで食ったなかで一番うまいスモモは【紅りょうぜん】だからな。


それよりウマい品種がいい。育てる手間は変わらんし。

調べてみると【貴陽】とやらが人気のようだ。


大玉で多汁、甘味が強く、7月下旬に収穫できる早生種。
贈答品にも用いられる高級品か。
いいんでねーの。


スモモは一本では結実しないので受粉樹が必要になるんだが、貴陽にはバイオチェリーとやらがいいらしい。

さっそく注文。2008年4月のことだ。


我が家の庭に木を植え付ける作業は極めてハード。


なぜなら我が家の土は表層30センチしか山砂はなく、それより下は岩盤並みの堅さを誇る粘土層だからだ。

オレが持ってる園芸書には『60㎝×60㎝の植え穴を掘れ』と書いてある。





掘るしかねぇなぁ!!!

シャベルなんぞ掻き出す道具にしかならん!ツルハシでイクゼ!!


ツルハシを振るい続けること小一時間。
直径80センチ。深さ60センチの植え穴が完成。
本当は直径1メートルくらい掘りたかったんだが体力がもたんかった。




ここに堆肥と山砂をまぜて埋め戻し、スモモ苗を植え付ける。


貴陽とバイオチェリー、2本あるから作業も2倍だ!
もう一穴イクゼ!!


体力のなさには定評があるオレにとって、力仕事はマジでしんどい。


フラフラになりながらもなんとか完了し、あとは大きく育てるだけとなった。




が、ここで問題発覚。
今回選んだ【貴陽】だが、どうやら結実率がハンパなく悪いらしいんだ。


なので毛バタキで何度も人工受粉させる必要があるらしい。




めんどくせえっ!




ナシだナシ!品種選び直しだ!



オレは違う品種を植え直すべく、再度カタログを手にした。

次に選んだ品種は【秋姫】だ。
これも大玉で甘味が強く、贈答品に用いられる高級品だそうな。


貴陽との大きな違いは収穫時期。秋姫の収穫期は9月中旬。

結実率も良く、受粉樹にはサンタローザあたりが適してるようだ。
サンタローザなら食ったことがあるぞ。ソルダムなんかと一緒の時期にスーパーに並ぶからな。
ソルダムに比べて酸味が強いが、これもかなり旨い品種だ。


この組合せなら7月下旬にサンタローザが。9月中旬に秋姫が食える。


完璧じゃないか!



オレは貴陽&バイオチェリーを引っ込抜き、秋姫&サンタローザを植え直した。


あとは大きく育てるだけだ。

が、ここでふと疑問が湧いた。


この狭い庭に、スモモが2本ってどうなの?


他にも植えたい樹はあるわけだし、1本じゃ結実しないからそれじゃ2本植えましょうって思慮が足りなくないか?


接ぎ木とやらで2本をくっつけちまえばいいんじゃね?


思いなおしたころはすでに梅雨どきだったが、オレは2本のちょうど中間あたりに再度植え穴を掘り、そこにサンタローザを植えなおした。


サンタローザは巨木になるらしいし、台木にするならこっちだろう。


秋姫は接ぎ木の枝をとるだけだから隅っこに移動。どーせ接ぎ木したらお払い箱だから、植え穴もテキトーだ。



接ぎ木の適期は接ぎ方によって異なるが、一番近い時期が8月下旬に行える【芽接ぎ】だった。


園芸書によると、芽接ぎはかなり簡単らしいので、まぁ余裕だろう。手先の器用さには自信があるし。



8月下旬、オレはカッターナイフでサクサクと芽接ぎし、雨除けとして牛乳パックをかぶせておいた。

コレで1本の樹から2種類の実がなるぞ!


翌2009年春、いつまでたっても芽が出ない。


原因はおそらく切り込みが浅かったのだろうと思う。もっと木質部までガッツリと切り込んで接ぐ必要がありそうだ。
クソ!一年も無駄にしちまった!!
もういっちょう芽接ぎだ!!今度は失敗してもいいように何ヶ所も接いどこう。

オレは5ヶ所ほど芽接ぎを行い、今度はビニール袋をかぶせておいた。
接いだ箇所が多すぎて、牛乳パックじゃカバーしきれなかったんだ。



翌2010年春、ビニール袋をとっぱらうと芽接ぎした芽は全て枯れていた。


サンタローザそのものから伸びた新梢もかなりあったが、それらも全て枯れていた。

原因はビニール袋を被せっぱなしにしといたことによる過湿であろう。
スモモは寒い時期に芽を出す植物だからな。
2月ころからビニールに穴を空けるなどして寒さに当てとかなきゃいけなかったんだ。



チクショウ!!

何年無駄にする気だオレは!!

と、ここでオレはちょっと違った接ぎ木を思いつく。
ようするに接ぎ木ってのは形成層同士が接してりゃ勝手にくっつくわけだから、苗木束ねて植えときゃくっつくんじゃね?
というものだ。
この方法は盆栽なんかの世界ではままあることらしいが、よくわからん。
オレの園芸書にはそんな方法書いてないからな。

オレは隅っこに植えてある秋姫を引っこ抜き、サンタローザと抱き合わせるように植えなおした。



この時ついでに【ハニーあやか】って品種も抱き合わせた。
こいつはこの寄せ接ぎを思いついたときに植えようと決めた品種だ。
収穫時期が7月中旬の早生でありながら甘味が強くウマイらしい。
受粉樹がサンタローザってのもグッドだ。



植え付けは完了したが問題はサンタローザだ。
まったく新芽がでてこない。過湿によるダメージはかなり深刻なようだ。


そこでオレはサンタローザを短く切り詰めることにした。
強剪定で刺激してやれば新芽も出てくるだろう。
ついでに移植で元気のない秋姫も切り詰める。



しかしまったく芽が出ない。季節はすでに5月になっていた。



しかも秋姫までヤバイ!!
強剪定で芽は出たんだが、まったく芽が伸びない!!

これは強剪定すべきじゃなかったかもしれん。

いや間違いなくすべきじゃなかった。
秋姫は微妙な芽に望みを託すとして、サンタローザはどうにもならない。芽がないんだから。



仕方なくオレはホームセンターでサンタローザを買ってきて植え替えることにした。
2年も育てたからいい感じ大きくなってきてたんだが仕方あるまい。


700円で買ってきたサンタローザはとても貧弱で、いままで苗木屋さんで買ってたものとは大違いだった。


オレは古いサンタローザを引っこ抜き、新しいサンタローザを植えつけた。
よし。完了っ!




だがオレはここで致命的なミスを犯していた。
植え替え作業を行っている際、誤って秋姫の芽を折ってしまっていたのだ!!



ぐおおおおお!!!!
なんでこんなミスをぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!



それから3ヶ月経つが、秋姫から芽は出ていない。どうやら完全に終わっているようだ。


秋姫終了のお知らせ(左奥)


そんなこんなでいまだに一歩も進まない我が家のシンボルツリー。

収穫までこぎつけるのは一体いつになることやら‥‥‥
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実に楽しい記事です。

私のサンタローザは、簡単な間引き選定だけをしていたら、 数年で主幹が4mほど伸びて上の方に数個の実をつけています。 これでは、 小さい脚立では届きません。

2mほどに強剪定するつもりですが、枯れないかと心配しています。 主枝候補にもよいものがありません。

Re: タイトルなし

コメントありがとう!
デカすぎっと収穫しにくいし、ガッツリ切っちまおうぜ!

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Author:つよし
福島県郡山市に住むフツーの会社員。
小さな庭で現在孤軍奮闘中。

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